美容外科/美容皮膚科で働く看護師にオススメの本
美容外科や美容皮膚科クリニックへの転職を考えている看護師さんにとって、役に立つ参考書籍や雑誌を紹介しています。
既に美容クリニックで働いている看護師さんにとっても参考になると思うので、良かったらチェックしてみて下さい^^
発売時期が新しいもの順に並べています。
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各大学の教授が論文を寄稿する形で、それぞれの専門分野の美容皮膚科治療について、トピックスごとにまとめられています。特に、137頁からのコラーゲンやヒアルロン酸、ボトックス療法、グリコール酸ピーリング・ケミカルピーリングについては看護師にとって特に役に立つと思いますよ。全部読もうとすると、とても大変なので、気になるところだけまず「つまみ食い」してみるのがオススメですね。医師がどんなことをやっているのかを理解していれば、看護師の動きも変わってきます。
ページ数 | 212ページ |
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出版元 | 全日本病院出版会 |
発売日 | 2013/10/10 |
近畿大学の川田教授が執筆&編集している書籍。皮膚科医の診療をおこなっている医師を対象にして、美容皮膚科に関する外来で行う美容皮膚科やレーザー外来の実践マニュアル、光老化外来(シミ外来)の実践マニュアル、女性外来(スキンケア専門外来)の実践マニュアル、ニキビ外来の実践マニュアルなどがあり、更にメイクアップケア外来の実践マニュアルなども紹介されています。例えば、レーザー外来であればレーザーの種類や、どういったものに対して効果があるか(太田母斑や異所性蒙古斑・扁平母斑など)、あとは治療間隔や副作用やトラブルシューティングなどが掲載されています。フルカラーで読みやすいですが、基本的には皮膚科医向けですね。151頁からのメディカルメイクについては看護師も知っておいて損はないと思いますよ。
ページ数 | 180ページ |
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出版元 | 南江堂 |
発売日 | 2011/7/7 |
診療科別に看護を解説している「臨床ナースのためのBasic & Standardシリーズ」の1冊です。杏林大学の多久嶋教授が監修、同大学の尾崎講師が編集著している書籍です。1章〜6章までは形成外科の話がメインで、最後の7章が美容外科の章になっています。症例別にその基礎知識と手術内容(フェイスリフトとたるみ取り、隆鼻術、脂肪吸引、二重瞼の埋没法、豊胸術、植毛、わきがなど)が紹介されています。多くの美容外科で基本的におこなわれている施術内容が掲載されているのでとても参考になります。ただ、メインは形成外科で最後の15ページほどしか美容外科の内容は掲載されていません。
ページ数 | 284ページ |
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出版元 | メディカ出版 |
発売日 | 2010/6/28 |
一番最初に紹介した2013年版の古いバージョンです。シミの種類やどういうレーザーを当てるべきか 下目瞼のたるみのメカニズムとどういう治療をおこなうのかなどが掲載されています。
ページ数 | 206ページ |
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出版元 | 全日本病院出版会 |
発売日 | 2006/10/10 |
4章構成で最初の3章は皮膚科の話で、4章目が美容皮膚科の話になっています。美容皮膚科の4章では、若返りのリジュベネーションの話で、コラーゲンやヒアルロン酸、ボツリヌス毒素について書かれています。なぜ、ボツリヌス菌が効くのか、といった基本的な内容から、実際の注入の様子や注入部位、注入後の経過、合併症のことなどまでひと通り書かれていて、美容皮膚科がほんとに初めてっていう看護師には良いかもです。全篇フルカラーで読みやすいが、2006年の書籍なので、情報がちょっと古い感じはしますね…
ページ数 | 140ページ |
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出版元 | 中山書店 |
発売日 | 2006/6 |
全体的には、医療向けの本ということもあって、若干価格が高いです^^; また、美容外科医や皮膚科医向けの本もあるので、理解が難しい部分もありますし、実際の現場で経験を積むことが基本にはなります。
しかし、予め読んでおくことで多少はスムーズに仕事に入っていけると思います。
また、面接時に「こういった本を購入して事前に勉強してます!」と言えば、モチベーションの高さをアピールできます^^ ぜひ、色々と活用してみてくださいね。