【ヒアルロン酸編・概要】美容外科/美容皮膚科で働く看護師のオペ介助

【ヒアルロン酸編・概要】美容外科/美容皮膚科で働く看護師のオペ介助

こんにちは、美容クリニックで看護師として働くヨッピーです^^

ここでは美容クリニックに転職しようと考えている看護師さん向けに、ヒアルロン酸を使った美容整形について、その特徴やオペ介助に関する紹介をしていきたいと思います!

この記事ではヒアルロン酸の概要について説明していきたいと思います^^

ヨッピー

具体的な看護師のオペ介助については、コチラのページで詳しく解説しているのでチェックしてみてください!
【ヒアルロン酸編・オペ介助】美容外科/美容皮膚科で働く看護師のオペ介助【ヒアルロン酸編・オペ介助】美容外科/美容皮膚科で働く看護師のオペ介助

【概要】美容クリニックで行われるヒアルロン酸を使った美容整形

【概要】美容クリニックで行われるヒアルロン酸を使った美容整形

効果は一時的だけど安くて手軽なので人気が高い

ヒアルロン酸は元々人体の内部にある物質で、皮膚や軟骨などに特に多く含有されています。

美容の世界でもよく聞くヒアルロン酸ですが、高齢の方には関節痛の治療などにもよく使われていますよね。

ヨッピー

皇潤などの健康食品にもたくさん含まれている事でも有名ですよね^^

美容クリニックではこのヒアルロン酸という物質を、

  • 顔のシワとり
  • 隆鼻術
  • 涙袋の形成
など非常に多くの施術に利用します。

ヒアルロン酸は注入後、身体に吸収・分解されていくので効果は一時的にはなってしまいますが、手軽で安価ということもあってプチ整形としてとても人気ですね。

私の感覚的には手術の2~3割程度の割合をヒアルロン酸関連の施術が占めているように感じます。

分子の大きさによってヒアルロン酸の吸収率が変わる

分子の大きさによってヒアルロン酸の吸収率が変わる
美容クリニックで使用されるヒアルロン酸には、実は多くの種類のものがあります。

クリニックごとに扱うヒアルロン酸は違いますが、私が勤務する美容クリニックでは、

  • ハイアコープMLF1/MLF2
  • ヒアロス
  • レスチレン
  • パーレーン
といったヒアルロン酸が人気です。

ヒアルロン酸は細かい分子によって構成されている物質なのですが、分子の大きさが種類によって微妙に異なります。

この分子の大きさの違いによって、

  • ヒアルロン酸の粘稠度(ねんちょうど)
  • 身体に吸収されるまでの期間 など

が変わってきます。

粘稠度とは
粘稠度とはネバネバしている度合いのことです。

ヒアルロン酸の分子が大きければ大きいほど、粘稠度が高くなって吸収されにくい性質を持ち、分子が小さくなるにつれて粘稠度が低くなってより吸収されやすくなるというイメージです。

分子の大きいヒアルロン酸は効果も長いが料金も高い

分子の大きいヒアルロン酸は効果も長いが料金も高い
美容整形においては基本的に分子が大きくなればなるほど(吸収が遅く効果が長く続くものであるほど)、そのヒアルロン酸の料金は高くなります。

ヒアルロン酸が身体に吸収されるまでの期間は短いもので数日、長いものでは2~3年。

先程、紹介したヒアルロン酸の中では「ハイアコープMLF1」が1番分子が大きく高級で、値段も1cc3,000円程度、豊胸術で使うとすると20〜30万円ぐらいといった料金設定になっています。

また、長く持つ(分子が大きい)ヒアルロン酸のほうが粘稠度が高いため、形をつくる際にはよりシャープな形を作りやすいというメリットもあります。

例えば、隆鼻術では分子の大きいヒアルロン酸を使用したほうが、より高く美しい形の鼻を形成することができます。

逆に、分子の小さいヒアルロン酸を使用すると、粘稠度が低く横に流れてしまうため、たくさんヒアルロン酸を注入してもベチャッとした鼻になりがちです。

お客さんは施術を行うに当たって、できるだけ長く効果が持続してほしいと思っているため、料金とモチの長さ(分子の大きさ)を見比べて、どのヒアルロン酸で施術するかを選択します。

効果や値段のことを踏まえて、その人の希望にあったヒアルロン酸をオススメすることが大事ですね。

ヨッピー

概要が分かったところで次は看護師のオペ介助についての記事をどうぞ!