美容外科 美容皮膚科 看護師 ボトックス オペ介助

MENU

ボトックスを使った施術中の看護師の役割や介助

施術前の準備

【参考】ボトックスでは麻酔を施さないことが多い

ボトックス注射を行う際には、ヒアルロン酸注射の際と異なり麻酔を施さないことが多いです。それはどうしてでしょうか?

 

ヒアルロン酸は物質自体に粘り気があるため、強度の高い太い針を使用する必要があります。

 

それに比べて、ボトックスは粉を生理食塩水で溶解したもので、非常にサラサラした液体です。そのため、ボトックス注射は30Gなどの非常に細い針で施術を行うことが可能となります。

 

施術に細い針を使用した場合どのようなメリットがあるかというと、患者さんが感じる痛みを少なく注射することが出来ます。

 

美容外科や美容皮膚科で使用される30Gや34Gといった針は髪の毛よりも細い極細の針のため、患者さんの痛みをかなり軽減することが可能です。

 

また、表面麻酔のクリームなどは皮膚表面の痛点の麻酔としては効果的ではあるのですが、皮膚より内部の痛点は麻酔することが出来ません。

 

ボトックスを注射するのは筋肉や汗腺となるので体の比較的深部になります。そのため、表面の痛点だけを麻酔しても、それほど痛みの程度は変わらないのです。

 

以上のような理由から、ボトックス注射を施術する際には麻酔は使用しないことが多いのですね。

 

もちろん痛みに弱い患者さんの場合には、少しでも痛みを軽減するため、ヒアルロン酸注射と同様に表面麻酔を行います。または、施術が行われる前に5分〜10分ほどアイスノンや氷で患部を冷やして、痛点を一時的に麻痺させることもあります。

 

患者さんの状態に応じて麻酔を使い分けている美容クリニックが多いですが、麻酔を行う際は追加料金をとることも多いので、その点はきちんとお客さんに確認しましょう。

 

ボトックスを準備する

次に、施術にあたりボトックスを準備していきます。

 

美容クリニックによっては、ボトックスを何種類も取り扱っているところもあります。その場合、患者さんがどのボトックスを使用するのか、カルテでしっかりと確認して準備しておきましょう。

 

前述したように、ボトックスは粉ですので、それを生理食塩水で溶かしていきます。ボトックスは通常冷凍庫で保管されています。ボトックスは品質管理が大切ですので、できるだけ使用する直前に冷凍庫から取り出すようにしましょう。

 

ボトックスは1バイアルに100単位という量が入っています。それを、医師の指示に従って適切な量の生理食塩水で溶解します。

 

溶解に使用する生理食塩水の量によって、ボトックスの濃度を変えることが出来るので、必ず毎回医師に確認して使用用途に合わせた濃度になるように溶かしていきましょう。

 

この際、針やバイアルのゴム栓は清潔となっていますので、不潔にならないように注意して溶解するようにしましょう。

 

溶解したボトックスは使用する量だけをシリンジに吸引しておきます。使用するシリンジも、適当なものをあらかじめ準備しておき、滞りなく準備できるようにしましょう。

 

また、ボトックスを注射する範囲が数か所にわたる場合は、シリンジを最初から分けて吸引しておく場合もあります。医師と確認しながら施術がスムーズにできるように準備しましょう。

 

ボトックスは未開封のものであれば冷凍庫保存ですが、開封し溶解して余ったものは冷蔵庫保存となります。開封・溶解済みのものは使用期限もかなり短くなりますので、医師に確認してなるべく当日中に使い切るか、破棄するようにしましょう。

 

このあたりの判断基準は美容クリニックによって異なってきますので、勝手に破棄したり、保存したりすることのないよう注意が必要です。

 

ボトックス注射に使用する針は、その濃度に関わらず細い針でOKです。注射する部位が顔の場合は30Gや34Gなどの極細の針で構いません。注射する部位がワキやふくらはぎの場合には少し強度が必要になりますので27G以上の太さの針の方が好ましいでしょう。

 

注射に使用する針は医師の好みや、患者さんの皮膚の状態によっても変わります。その都度確認して適切な太さのものを用意するようにしておきましょう。

 

ボトックス注射における施術の準備はボトックスの溶解と針の準備で終了です。

 

ボトックスは単価が高いものなので、溶解する濃度を間違えたりするとそれだけで数万円の損害が出てしまいます。忙しいとつい「いつもの濃度で良いかな?」と、自分の判断だけで進めてしまいそうになりますが、面倒でも必ず医師をつかまえて確認をとるようにしましょうね。

施術中の看護と介助

ボトックス注射はヒアルロン酸注入と同様に必ず医師が行います。そのため、看護師は直接ボトックス注射に関わることはありません。

 

施術中は、看護師は患者さんの身の回りの簡単なお世話をしたり、医師の施術の介助を行ったりしていきます。

 

患部を清潔にしてマーキングをする

まず、施術にあたりアイスノン等で冷却をしていたり、表面麻酔の塗布を行っていた場合には患部を清潔に整えます。

 

水分が残っていたり、クリームが残っていたりすると、手元が滑って医師が施術しにくくなるため、しっかりと拭き取りを行います。

 

ボトックス注射を顔に行う場合も、メイクは全体を落とさずに施術を行う美容クリニックが多いです。患部のみ拭き取りタイプのメイク落としで落とすか、アルコール綿等で拭き取るかどちらかを行います。

 

麻酔を何もしていない場合にも、このメイクの拭き取りは手早く済ませておきましょう。

 

次に医師がどういった感じでボトックスを注射していくか、患者さんの皮膚にペンでマーキングを行います。マーキングに使用するペンもちゃんと付くかどうか、あらかじめ施術前に確認しておくと良いですね。

 

ボトックスを注射する

マーキングが済んだら、いよいよボトックスを注射していきます。ボトックスの入ったシリンジに適切な太さの針をつけた状態にして、消毒のアルコール綿と一緒に医師に手渡します。

 

医師が消毒をしてボトックス注射をしている間、看護師は患者さんの手を握ったり、出血があればティッシュなどで抑えたりして施術を介助していきます。

 

ボトックス注射は数ミリリットルの液をほんの少しずつたくさんの箇所に分けて注射していくため、針が途中で切れ味を悪くすることが多いです。

 

針の切れ味が悪くなると患者さんが痛みを強く感じることになるため、すぐに交換できるように替えの針も数本手にもって準備しておくと良いですね。

 

必要に応じてガス麻酔をおこなう

ボトックス注射は細い針で施術を行うため、基本的にはあまり痛くないとされています。しかし、患者さんによってはかなり痛がられることもありますので、痛みに応じてガス麻酔を使用することもあります。

 

ガス麻酔にも笑気やセボフルランなど多くの種類がありますが、ボトックス注射などの注射系の痛みを緩和するのには笑気が有効です。笑気はどんな病院や美容クリニックにもあり、メジャーなガス麻酔の1つと言えますよね。

 

笑気は麻酔の導入までの時間が短く、覚めるのも早いことが特徴です。マスクを当てて1分ほどで患者さんは少しポヤーっと意識があやふやになり、五感の中でも触覚、特に痛みをあまり感じなくなります。

 

また、注射が終わってマスクを外すと、2〜3分後にははっきりと目覚めることが可能です。

 

笑気の欠点としては、患者さんによっては効きが弱いことが挙げられます。すごくよく効いて眠ってしまう患者さんもいれば、全然効かず痛みを強く感じてしまう患者さんもいます。

 

あくまで補助的な麻酔としてしか使用できませんが、痛みに弱い患者さんがいらっしゃったときには、状況に応じて笑気の使用を提案していきましょう。

 

また、痛みの程度はボトックスを注射する部位によって、だいぶ異なります。

 

多汗症ボトックスの中ではワキや手掌などは痛みを感じやすい部分ですし、顔のシワ取りボトックスであれば目元周りは特に痛みを訴える患者さんが多いですね。

 

患者さんの痛みに応じて適切な看護ができるように、選択できる麻酔の種類などはよく勉強しておくことが必要ですね。

アフターフォロー

効果についての説明を再度おこなう

ボトックス注射の場合、どの施術であっても共通して、注射直後には何の効果も出ていません。

 

ボトックスを使用する用途によって効果があらわれるまでの期間には差がありますが、早くても数日は効果が出るまでに要します。

 

事前のカウンセリングにて効果が出るまでの期間については患者さんに説明してありますが、ここでもう1度効果が出るまでどのくらい時間がかかるか施術後に確認しておきます。

 

カウンセリングで説明されていても、効果が出るまでは患者さんは不安な思いをすることになるため、この確認は非常に重要です。

 

ボトックスは単価が高いため、特に初めて施術を行う患者さんは「騙されているんじゃないか?」「効果が出なかったらどうしよう…」「副作用は大丈夫かな?」と不安になりがちです。

 

今はネットでたくさんの情報が出ているので、悪い情報に振り回されてしまう患者さんも非常に多いです。そんな患者さんの不安を少しでも防ぐために、アフターフォローはきっちりと行ないましょうね。

 

ボトックス注射では施術後すぐにメイク直しが可能です。施術が終わったら患者さんをメイクルームにご案内します。

 

内出血が出ることはほとんどありませんが、もし内出血が出ている場合には、内出血が治るまでどのくらいの期間がかかりそうか、目安を伝えておくと良いでしょう。

給与が高くて条件の良い美容クリニックはドコにある?
美容クリニックの魅力は、日勤のみで残業も少なく、それでいて高給与なところ。美容外科や美容皮膚科クリニックに興味がある、条件の良い求人を探そうとしている看護師さんは、「美容クリニックに強い転職サイト」の利用がオススメです♪>>詳しくはコチラ
美容外科/美容皮膚科クリニックで働く看護師の情報を調べている。転職を前提に美容外科/美容皮膚科クリニックの好条件の求人を探している。転職したい美容外科/美容皮膚科クリニックが自分の中ですでに決まっている。

併せて読みたい記事一覧♪

【豊胸編・概要】
【豊胸編・ヒアルロン酸注入】
【豊胸編・豊胸バッグ挿入】
<参考>【豊胸編・豊胸バッグの種類】
【豊胸編・脂肪注入】
【目の整形編・概要】
【目の整形編・二重整形埋没法】
【目の整形編・二重整形全切開法】
【目の整形編・二重整形部分切開法】
【目の整形編・目頭切開】
【目の整形編・目尻切開】
【脂肪吸引編・概要】
【脂肪吸引編・オペ介助】
【脂肪吸引編・お腹周り】
【脂肪吸引編・太もも】
【脂肪吸引編・お尻】
【脂肪吸引編・二の腕】
【脂肪吸引編・顔】
【ヒアルロン酸編・概要】
【ヒアルロン酸編・オペ介助】
【ヒアルロン酸編・隆鼻術】
【ヒアルロン酸編・涙袋形成】
【ヒアルロン酸編・くぼみ目修正】
【ヒアルロン酸編・顎形成術】
【ヒアルロン酸編・シワ修正】
【ヒアルロン酸編・唇形成術】
【ヒアルロン酸編・豊胸術】
【ボトックス編・概要】
【ボトックス編・シワ修正】
【ボトックス編・エラ整形】
【ボトックス編・脚痩せ】
【ボトックス編・多汗症治療】
【プロテーゼ編・概要】
【プロテーゼ編・オペ介助】
【プロテーゼ編・隆鼻術】
【プロテーゼ編・涙袋形成】
【プロテーゼ編・顎形成術】
【医療脱毛編・概要】
【医療脱毛編・オペ介助】
【医療脱毛編・顔】
【医療脱毛編・ヒゲ】
【医療脱毛編・ワキ】
【医療脱毛編・ボディ】
【医療脱毛編・VIO】
【メソセラピー(脂肪溶解注射)編・概要】
【メソセラピー(脂肪溶解注射)編・オペ介助】
【メソセラピー(脂肪溶解注射)編・お腹】
【メソセラピー(脂肪溶解注射)編・太もも】
【メソセラピー(脂肪溶解注射)編・お尻】
【メソセラピー(脂肪溶解注射)編・二の腕】
【メソセラピー(脂肪溶解注射)編・顔】