【採用選考のウラ側】美容外科・美容皮膚科に採用されるのはこんなナース

【採用選考のウラ側】美容外科・美容皮膚科に採用されるのはこんなナース

こんにちわ、美容看護師として働くヨッピーです。

美容クリニックの採用については、各クリニックで様々な採用基準がありますが、私の知っているクリニックについて採用のポイントを紹介していこうと思います。

ここに書いていることが全てのクリニックに当てはまるわけではないですが、大枠ではズレていないと思うので、ぜひ面接のポイントとして参考にしてみてください!

大手美容クリニックの採用選考

大手美容クリニックの採用選考
大手S美容クリニックは数多くの媒体を通して看護師の募集をかけているので、採用活動をしていることをよく見かけるクリニックです。

大手なので独立した人事部があり、

  • 書類選考
  • 面接2回
  • 採用

というきちんとした選考フローが存在します。

このクリニックでは、何よりもまず書類選考を突破しなければ話が始まりません。

自分が美容クリニックでどんな仕事をして、どんな貢献ができるかを盛り込みながら書くことが必要です。

続く面接では採用担当との面接、そしてエリアマネージャーなど統括している看護師との面接があります。

看護師だけでなく事務方とも面談があるので、一般的なマナーなどももちろんチェックされています。

採用のポイントは美容好きと熱い気持ち

この大手クリニックでは、書類選考から採用まで突破して内定に至るのは10%程度と、なかなか狭き門になっている状況で、かなり選考段階で吟味されているのが分かると思います。

採用担当者が何を重視しているかと言えば、まずは「美容が好き」という気持ちがあるかどうかに尽きます。

ただ、気持ちは見えません。自分がやりたいコトや情熱を言葉や文章にして相手に伝えなければなりません。自分では少しオーバーだと思うくらいに表現してやっと伝わると思った方が良いと思います。

また外見に関しても、人の見本になれるように自分自身が気を使っているのか振り返りましょう。

美容に情熱があると熱弁したところで、面接官から見てそう思えなければ、熱い思いも伝わらない可能性が高いです。

私が某大手クリニックで実際に採用を担当していた時の経験から言うと、経験がなくても自分の考えややりたい事を積極的に伝えられる方を採用していました。

とある方は、看護師としての経験は浅い方でしたが自分がこんなスキンケアコースがあったら嬉しいという所から、細かい新プランの案を考えてきた方がいました。

本気で美容クリニックで働いていきたいという意気込みを感じ、私も推薦しましたし、実際に見事採用となりました。

ただ大手美容クリニックでは複数の院があるため、人員状況によっては希望の勤務地で採用されないなどその時の運も大いにあります。

いずれ異動できる可能性もあるため、希望の院ではないからと諦めず、後々のことも考えて就職活動をするべきだと思います。

小規模美容クリニックの採用選考

小規模美容クリニックの採用選考
小規模クリニックでは『欠員が1人出る予定があるので募集する』といった場合が多く、採用も定期的に行われる訳ではありません。

なので、気になるクリニックがあるのであればHPを定期的にチェックするか、看護師専門の転職サイトなどに登録して募集が掛かるのを待ちましょう。

そして、採用担当者は院長である医師または看護師長の場合がほとんどです。

明確な採用基準はあまりない場合が多く、医師や看護師長とのフィーリングによるところが多くを占めますね(汗)

つまり『採用担当者の好み』で採用・不採用が決まる部分もかなりあるという事ですね・・・。こういうと元も子も無くなっちゃいますが・・・^^;

ただ小規模クリニックでは他の職員との関わりも濃くなりがちなので、働く上でこのフィーリングはとても重要だとも考えています。

ヨッピー

もし落ちてしまっても、「私とクリニックの相性が合わなかったんだな」ぐらいに捉えておいた方がイイと思いますよ!

採用のポイントは協調性と即戦力

ただ、そうは言っても抑えておくべき面接のポイントはあります。

小規模クリニックでは協調性が武器となります。

面接ではその点を意識しながら、過去の仕事で協調性が活かされた部分やチームで一丸となって臨んだ経験を話すと良いですね。

また人員が少ない分、経験者を採用して即戦力として活躍して欲しいというクリニックも多くあります。即戦力になりうる経験も大いに面接でアピールしていきましょう!

美容経験があり子育てが終わって、そろそろ看護師として復帰したい方などにはオススメです。

病棟と違って夜勤もありませんし、落ち着いて働く復帰先として候補に挙げてみてはいかがでしょうか?^^