【美容看護師になる為に】ブランクで苦手になった注射(採血•点滴)を克服した私の体験談

【美容看護師になる為に】ブランクで苦手になった注射(採血•点滴)を克服した私の体験談

こんにちは、美容クリニックで看護師として働くヨッピーです。

前回の記事(注射(採血・点滴)の基本|苦手意識を持つ方に)では基本的な注射のコツについて私なりに心がけていることを書きました。

今回は、私が復職するにあたって苦手だった採血への不安をどのようにして克服できたのか?具体的な体験談を紹介したいと思います。

採血シミュレーターでの練習が良かった

立川ナースプラザの採血シミュレーター

練習で使わせてもらった採血シミュレーター

まず、私が不安を払拭するため非常に助かったのがシミュレーターでの練習です。

興味のある方は、各都道府県の看護協会にぜひ問い合わせてみてください。

東京都の場合は立川のナースプラザでマンツーマンの練習をさせてもらえます。

事前予約制なので、必ず前もってナースプラザ(に該当する施設)に電話して、予約をとりましょう。

通常は90分枠につき2名参加で行っているそうです。私の時は、申込者が私1人だけだったので、気兼ねなく好きなだけやらせてもらえました^^

当日は、

  1. DVDで採血についての注意点や施行の手順を学習
  2. シミュレーターを使って講師の方の見本を見学
  3. 実戦練習
という流れでした。

シリンジでの採血はもちろん、真空管採血やサーフローも練習できました。

90分の時間内であれば、何度でもやらせてもらえます。

この時、服装は普段着でOKですが、血液に見立てた赤い着色料が付いた水が飛んだりすることがあるので、汚れても構わない格好が良いと思います。

ヨッピー

より現場の雰囲気で実習したいという方は、ナース服に着替えて取り組むのもいいと思いますよ^^

さらに具体的な実習は復職支援研修で

看護師復職支援研修で使った輸液ポンプやシリンジポンプ

看護師復職支援研修で使った輸液ポンプやシリンジポンプ

後日、3日間の復職支援研修にも参加したのですが、この研修では採血だけでなく、

  • 輸液の管理
  • 輸液ポンプ
  • シリンジポンプ
も練習できました。

こうした都道府県の復職支援では、美容クリニックへの就職斡旋は行われていませんが、看護師であれば研修は受けられます。

実技だけでなく、感染予防や医療を取り巻く政策、薬の知識など、看護の現場に必要な知識を網羅できるので、美容クリニックへ転職希望の看護師さんにも、この研修は非常にオススメです。

また、これらの実習は最新の物品を扱わせてもらえるので、現場に即した練習が可能です。

受けてみて感じたことは、「意外と身体は覚えているものだなぁ~」ということ・・・

講師の方にも「安心してみていられるわ」とお墨付きを頂き、かなり安心しました^^

また、このような復職研修はたいてい無料で受けられます。

看護師の復職は、国をあげてバックアップされており、税金が使われているためです。研修内容の質や講師のレベルも高く、人気があるため早めに申し込むことが大切です。

ヨッピー

国民の税金で学ばせてもらえるんですから、存分に練習してスキルを磨いて現場に活かし、国民の皆さんに還元しましょうね!^^

採血のアルバイトでまさかの失敗・・・

こうしてシミュレーターでの練習を経た私は、美容クリニック復職するまでの間に採血のアルバイトからスタートしました。

最初は、とある検診センターでの採血のアルバイトでした。

シミュレーターでの復習や実技を経て、「これなら大丈夫」と安心してバイト先にむかったところ、そのセンターの雰囲気のピリピリしていることといったら・・・もう。。。

入ってビックリ、センターの看護師さんの

センターの看護師さん

一回刺してダメだったら変わります。クレームになりますから。

という説明に、にわかに緊張が走りました。

いざ患者さんを前にして、1人、2人と採血をしていったところで、全く取りにくくない太くて弾力のある血管の方で採血を失敗してしまいました。

直接の原因は、真空管採血のホルダーの固定の甘さ。

途中で針が抜けてしまったのです。

ヨッピー

しかし、今から思うと、その場の雰囲気に大きく影響を受けていたように思います(泣)

採血で手が震えるのは自分だけじゃない!

横で同じく採血に当たっていた看護師さんが「なんであんな血管で失敗するの?」と一言・・・

私自身、これまで経験したことのない失敗をしてしまったことに、ドーンと落ち込みました。すると、急に採血をする手が震え始め、採血が怖くなってしまいました(涙)

その日は結局、血圧測定に回ることになり帰り道では本当に落ち込みました。

「もう採血のアルバイトも無理かもしれない、復職も無理かもしれない」と悲しくなりました。

採血のアルバイトはその時点でいくつか登録してしまっていたので、自宅で家族の腕を借りてイメージトレーニングをしたり、ネットで手の震えを克服した人の体験談を読んだりして何とかしようと必死でした。

その時、色々と読んでみて分かったことは、「手が震える人ってたくさんいるんだ!」ということ。

そして、手の震えは克服できるものなんだ、ということでした。

ヨッピー

私だけじゃないと思った時、とてもホッとしたことを覚えています。

その後、別の検診会社のアルバイトで克服につながるブレイクスルーがありました。

先輩看護師さんからの温かい一言「大丈夫よ!!」

それは目黒区のとある検診施設のアルバイトの時でした。

すっかり採血に自信をなくした私は、採血のアルバイトを辞めようと思っていたものの、もう取り消しができない時期になっていました。

なので、前夜に家族の腕で何度もイメトレして教科書を読み返し、現場に行ってみました。

いざ検診施設に行ってみると、その現場がなんとも温かい・・・

笑顔で冗談を言い合いながら、せっせと設営していて、「今日は人数が少ないので、のんびりやってください」と。なんだかリラックスしてきました。

同じくアルバイトで来られていた血圧測定担当の看護師さんの横に並び、私は採血の準備をしていました。

その看護師さんに、

ヨッピー

あのー実は数日前に採血業務に復帰したばかりで、うまくできなかったんです。もし難しそうだったら交代していただけないでしょうか?

と恐る恐る聞いてみました。

同じアルバイトの看護師さん

もちろんいいよ~!だけど、大丈夫よ大丈夫!!

私も実は、復帰直後は全然ダメだったのよ。クリニックで全然採血できなくてすっかり落ち込んで。

でも、そこの看護師さんに同じように”大丈夫よ~”って言われてね(笑)元々できていたんなら、本当に大丈夫よ!

その一言に、と~っても大きな安心をいただいたのです^^

実際に苦手を克服した人の直接の言葉は説得力が違いますね。

不思議とその後の採血では1人目の方こそ手が震えたものの、2人目3人目と採血するうちに肝がすわってきて、以前のように程よい緊張感を持ちつつも、堂々と採血できるようになりました。

採血・注射で手の震えが止まらず、失敗と自信喪失で苦労した私ですが、この日を境に手の震えが消え、徐々に正確性も出てきて、1時間に20人の採血ができるようになりました。

ブランク有り&年齢高めの看護師さんは事前練習を

教育制度の整っている美容クリニックでは、技術的な面でのバックアップも手厚いところが多いです。

採血・注射の練習に腕を貸してくれる先輩もたくさんいるので、現場に出てから技術面を磨いていく、というのも一つのやり方。

ですが、やはり先輩やお客様に負担をかけてしまうこともあるので、現場に出る前に

  • シミュレーターでの練習
  • 復職支援研修への参加
  • 家族の腕を借りてのイメトレなどの自己練習

をしておくと安心だと思います。

私の場合、転職の時にブランク有り&高めの年齢という点でクリニック側が難色を示していましたが、これらの経緯を説明すると安心してくれて、業務に前向きに取り組む姿勢として逆に評価された、ということがありました。

ブランクや高年齢はマイナスポイントになりがちですが、前向きな姿勢を示すことで逆に自分のアピールポイントにつなげることができる、ということを知ってもらえたらと思います。

美容未経験・ブランク有りでも転職できる?【オペ室・美容未経験&ブランク有り看護師】美容クリニックへの転職は可能?

ブレイクスルーは誰にでも必ず起こる

つい先日、クリニックで採血がとても上手な先輩と休憩時間に話す機会があり、どうやって技術を磨かれたのか聞いてみました。

職場の先輩看護師

いや、私すごく採血が苦手だったのよ。下手すぎてお客様に頭を叩かれたこともあったくらいなの(笑)

でも、なんでかな。その後、急に感触をつかんだ瞬間があって、それ以来採血が大得意に変わったの。

誰にでも、そういう時があるんじゃないかな。

採血や注射の技術に不安がある看護師さんは少なくありませんが、その人ごとにブレイクスルーポイントが必ずあります。

そして、基本的な手技かつ専門性が問われる採血さえクリアできれば大きな自信となり、美容クリニックに限らず看護師としての転職や復職の可能性も広がります。

ヨッピー

逆に言うと、採血に自信がないために、仕事の幅を狭めてしまっている看護師さんも意外と多いと思います。

現場の先輩や指導係の看護師さんは、採血や注射が苦手なスタッフがいたら、まずはリラックスさせて上げてください。

それが美容クリニックへのリピーターを増やしたり、スタッフの働きやすさや離職率を下げることにもつながると思います。私も、そういう先輩でいられたらと思っています。

お客様にとって痛みの伴う採血・注射ですが、できるだけ負担のないよう、確かな技術で安心してもらえるように、しっかりスキルを磨いていきましょう!

私と同様、採血を克服して1人でも多くの看護師さんが美容看護師として進んでもらえればと思います。

そして、この記事がそのきっかけの一つになれば嬉しく思います^^

まだ読んでいない方はコチラもどうぞ^^
【美容看護師の必須スキル】注射(採血・点滴)の基本|苦手意識を持つ方に