美容クリニックに通う未成年【美容クリニックでの心に残るお客さん3】

美容クリニックに通う未成年【美容クリニックでの心に残るお客さん3】

こんにちは、美容看護師として働くヨッピーです^^

美容クリニックに訪れる方の中には中学生や高校生、いわゆる未成年の方も多くいらっしゃいます。

  • 未成年が整形なんてバカげている!
  • お金を出している親はおかしいんじゃないか?

と感じる人もいるかもしれません・・・

ですが、そんな見方が少しでも変わればと思います。

今回は未成年のお客様2名のお話です。

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将来、保育士になるために(Aさん・高校生17歳)

将来、保育士になるために(Aさん・高校生17歳)

Aさんはお母さんと来院された高校三年生でした。

女性に一番人気のある二重施術などでいらっしゃったのかと思ったのですが、お話をうががうと・・・

腕にある、いわゆる「根性焼き」を消したいという希望でした。

中学生のころに入れたもので、今よりもやんちゃだったこともあり、あまり深く考えていなかったそうです。

しかし高校生になって、将来は保育士になりたいという明確な夢をもったAさんは、過去の行為をとても後悔しているようでした。

人は将来を考えたり夢を持った時に、過去に足を引っ張られることがあると思います。自分が行った事ですから、なんの痛みも傷もなく、全てを無かった事にはできません。

しかし、過ちを少し修正して夢に向かっていくことはできます。

根性焼きの施術はタトゥー除去と同じで、根性焼き部分を傷跡に変える手術です。

Aさんの腕には一生傷跡が残りますが、それと引き換えに夢に向かうためのスタートラインに立つことができたのです。

『熊』と言われて(Bさん・中学生15歳)

『熊』と言われて(Bさん・中学生15歳)

毛深いと悩む女性は多くいらっしゃいますが、多数の脱毛患者さんをみている美容クリニックのスタッフからすると、多少の毛深さにはほとんど驚きません。

ですが、中学生のBさんは、私も驚くぐらい全身の体毛が濃く、女性ですが手の指などにも太く濃い毛が生えていました。

そのため、学校では「熊みたい」といった心無い言葉をかけられ、イジメに近い扱いを受けているという事でした。

多感な女子中学生が体毛によってオシャレや恋愛などに積極的になれず、イジメを受けるなんて悲しすぎますよね、、、

将来、トラウマになってしまう可能性すらあります。

レーザー脱毛は毛が濃ければ濃いほど強く反応するため、痛みも強くなります。

ですがBさんは自分のコンプレックスから抜け出すため、思春期で相談しづらいであろう両親に相談をして許可を得て、痛みに耐えながら施術を受け続けました。

そして、脱毛に通院してくるたびに明るい表情を見せてくださるようになったのです。

未成年のうちに過ちやコンプレックスを取り除いてあげることも大事

未成年のうちに過ちやコンプレックスを取り除いてあげることも大事

未成年の方が美容クリニックに通院していると聞くと、先入観であまり良くない印象を持つ方も多くいると思います。

私が中学生ぐらいの頃はまだまだ美容整形なんてマイナーな存在でしたし、親からもらった体にメスを入れるなんてタブーみたいな風潮がありました。

ですが今回紹介したように、過去の過ちを改善して夢を叶えるため、自分のコンプレックスと戦うため、真剣な思いで通院されている方もたくさんいらっしゃいます。

美容クリニックに通われる方は成人女性が大半ですが、未成年のうちに過去の過ちやコンプレックスを取り除いてあげた方が、後々の人生がより明るくなることも多々あると思っています。

思春期の多感な時期をコンプレックスを感じて過ごすかどうかは、人生への影響度が全く違いますよね!?

美容クリニックを一歩踏み出すために必要としてくださる未成年の方に、真摯に向き合っていきたいと感じさせてくれたお客様のお話でした。