美容外科ってどういう所?整形外科や形成外科との違い

美容外科ってどういうトコ?整形外科・形成外科との違いも解説するよ!

こんにちは、美容看護師として働くヨッピーです^^

ここでは美容外科について、他の科と比較しながらザックリと違いを解説していきたいと思います。

美容外科ってどういうところ?

笑顔の看護師

美容外科は、「機能的には全く問題のない健康な人が、美容やコンプレックスの改善を目的として訪れるところ」です。

美容外科クリニックの診療内容は、二重まぶた整形や、目元のたるみ・シワの改善といったライトな施術から、豊胸や脂肪吸引(痩身)、小顔整形といった施術までさまざま。

美容皮膚科ってどういう所?のページでも説明していますが、どちらかと言うと美容皮膚科のカテゴリーに入るレーザー脱毛やケミカルピーリングも美容外科でおこなっていることも多く、最近では境目がほとんど無くなっています。

皮膚科や美容外科との違い|美容皮膚科ってどういうトコ?美容皮膚科ってどういう所?皮膚科や美容外科との違い

美容外科は

  • 身体

を、美容的な観点からより綺麗に改善することを目的とした臨床医学分野の1つになります。

形成外科や整形外科とはどう違うの?

よくゴチャ混ぜにされがちな形成外科整形外科と、美容外科との治療範囲の違いについても簡単に説明しておきますね。

ここではイメージをつかんでもらうこと優先で、超カンタンに図にしときました。

【イメージ】美容外科と形成外科・整形外科の違い

【イメージ】美容外科と形成外科・整形外科の違い

形成外科との違い

形成外科は、様々な原因で機能や形状に支障をきたしている場合や先天的に異常がある場合に、身体の外側(表面)から通常の状態に戻すことが目的。

例えば、火傷の傷跡や事故によるケガ(擦り傷・切り傷・ケロイド)、骨折による手足の歪みなどを、元の正常な形に修復するのが形成外科の役目です。

美容外科は機能や形状に支障が無い「普通の人」を対象にしているため、形成外科とは対象者が違ってきます。

ヨッピー

ちなみに美容外科は、元は形成外科の中の一部で、美容に特化して派生した科目です。

整形外科との違い

整形外科は、様々な原因により人の正常動作機能が支障をきたしている場合に、身体の内側(運動器官)から治療することで、通常の状態に戻すことが目的。

具体的には捻挫や打撲、腰痛や関節痛、骨折、ヘルニアや関節リウマチ、骨粗しょう症などを治療します。

整形外科では骨・関節・筋肉・靭帯といった身体の内部にある運動器官や神経機能を対象に治療をおこない、「歩く・座る」といった日常の生活動作を問題なくできるようにすることが役目です。

形成外科のところでも説明しましたが、美容外科では動作機能に問題のない「普通の人」を対象にしている点で、整形外科とは対象者が違いますね^^

ヨッピー

ここで書いていることは基本中の基本です。覚えておく必要はありませんが、理解はしておきましょう!